
転職活動の最初のハードルが書類審査です。
「書類審査がなかなか通らない」と悩んでいる方も少なくないと思います。
本記事では、転職成功率がアップする職務経歴書の書き方を解説します。
この記事でわかること
・ 採用担当者がチェックしているポイントがわかる。
・ 職務経歴書で実績を上手くアピールする書き方がわかる。
・ 職務経歴書のどこを直せば良いのかがわかる。
僕、ひでまるは5回の転職を経験しています。
直近の転職は、入社してから9カ月という短い期間での転職でした。
「転職回数が多い」「短期間での離職経験がある」というマイナス要素のある僕が、
職務経歴書の書き方のポイントをまとめたので信ぴょう性があると思います。
この記事を読むことで、書類審査に通りやすい職務経歴書の書き方がわかりますよ。
目次
30代の転職で職務経歴書が重要な理由
20代とは違う!30代の転職市場の特徴
30代の転職では20代の転職よりも職務経歴書の内容が非常に重要になります。
20代の頃はポテンシャルが期待されていましたが、30代は即戦力となることが期待されているからです。
たしかに「未経験者大歓迎」「年齢不問」をうたっている求人もあります。
しかし、即戦力となることが期待されていないポストでは当然待遇も悪くなってしまいます。
会社によっては新卒よりも中途の方が入社時の給料が低いことも・・・
結婚や子育てを控えて出費の多くなる30代の転職はキャリアアップが基本!
そのためにはこれまでの経験をアピールする職務経歴書がとても重要です。
採用担当者が30代転職者に求めるもの
採用担当者が30代転職者に求めるものは即戦力となる「経験」や「スキル」そして「人間性」です。
中途採用は実際に人材が辞めてから(もしくは辞めることが分かってから)、
今まで働いていた人の代わりになってくれる人の欠員補充を目的にしているからです。
一部の大企業では新卒の初任給を大幅に引き上げるというニュースがありますがまだ一部。
新しい人を雇う余裕が無く残業続き・・・という会社に勤めている人も多いのではないでしょうか。
求人広告には「未経験可」、「業務経験不問」と書いてあったとしても、
即戦力として働ける要素をもっているかどうかは見られています。
ではどのように職務経歴書を書いたら自分の強みをしっかりとアピールできるのでしょうか。
見ていきましょう。
転職成功率を上げる職務経歴書の書き方
成果や実績の伝え方
数値を用いて定量的な実績をわかりやすく表現
営業職やマーケティング職など、売上や顧客数といった数値が関わる仕事は定量的な実績を中心にわかりやすく表現しましょう。
成績は決して上位でなくても大丈夫!
営業職の定量実績の項目
・ 売上目標
・ 社内平均
・ 利益率
・ 成約率
・ 前年/前期からの伸び
などを指標にして客観的な成果を具体的に書きましょう。
また、次のような内容も定量的な実績として書けます。
どの職種でもアピールできる定量実績
・ 残業時間の削減
・ 新入社員の定着率の向上
・ クレーム件数の削減
・ 納品までの時間を短縮
バックオフィス業務でも定量的な実績をアピールできますよ。
ここで大切になるのが「結果を出すためにプロセスをどうやって改善したのか」を丁寧に書くこと。
採用担当者はあなたが入社後に新しい環境へどの様にして適応しようとするかを見ています。
特に、異なる業界や職種へチャレンジする際は重視されますのでしっかり書きましょう。
定性的な成果を効果的に表現して好感度をあげよう

そんな悩みをもっている方も大丈夫。
売上アップやコスト削減など数値化しやすい実績が注目されがちですが、
定性的な成果も採用担当者に響く重要なポイント!
例えば、次のようにチームへの貢献や社内評価を具体的に記載すると説得力が増します。
定性的な実績の具体例
・ チームのモチベーション向上に貢献した
→記入例:「メンバーの業務負担が偏らないようタスク管理をサポートし、相談しやすい環境づくりを意識。結果的にチームの協力体制が強まり、スムーズな業務進行につながった。」
・ 顧客対応の質を向上させた
→記入例:「問い合わせ対応時に顧客の潜在的なニーズをくみ取ることを意識し、丁寧な対応を徹底。結果として、感謝の声を多くいただき、顧客満足度向上に寄与した。」
・ 業務の質を向上させた
→記入例:「細かいミスが発生しやすい作業の手順を整理し、改善策をチーム内で共有。結果として、作業精度が向上し、業務の安定性が増した。」
定性的な成果は目に見えにくいので 「取組み+成果+影響」をセットで書くと、より説得力が増します!
面接では「なぜそのような取り組みを行ったのか」の問題認識や背景を説明できればさらに安心。
また、「上司や顧客からの評価コメント」などを活用し、第三者視点を交えて伝えるのも効果的です。
成果の背景や工夫した点も添えて、あなたの強みをアピールしましょう。
転職回数が多い場合の工夫
採用担当者は、転職回数が多いと「採用してもすぐやめるのでは?」と不安になります。
そこで、職務経歴書では転職によって得たスキルや経験を強調することが重要です。
例えば、「複数の業界で培った幅広い知識」や「さまざまな職場で適応力を身につけた」ことをアピールすると、プラスの印象を与えられますよ。
ポイント
・ 企業の事業内容や募集背景を調べ、職務経歴書の強調ポイントを決める
・ 企業ごとに強調するポイントを変え、「この会社だからこそ活かせる経験」と結びつける。
例えば、「○○業界の経験があれば、△△の職種にも応用できる」といった形でアピールしましょう。
また、短期間の転職については「契約期間満了」「事業縮小による退職」など客観的な理由を明記し、前向きな転職理由(例:「スキルアップのため○○の経験を積みたかった」)を伝えましょう。
職務経歴書のNG例と改善ポイント

そういった悩みをお持ちの方は、もしかすると職務経歴書の書き方を誤っているかもしれません。
次の項目をチェックしてみましょう。
職務経歴書の体裁の見直し
まずは全体の体裁が整っているかをチェック。
些細な内容ですが、修正することで「見てもらいやすくなる」職務経歴書になりますよ。
体裁の見直しポイント
・ 長すぎて読みづらい
→ だらだらと詳細を書きすぎて、重要なポイントが埋もれる
・ 誤字脱字が多い
→ ミスがあると「この人は細かいところに気を配れないのでは?」と疑われる
・ フォーマットがバラバラで統一感がない
→ フォントや見出しの統一がなく、視認性が悪い
・ 過去の職務経験がすべて「です・ます調」で書かれている
→ 「○○を担当しました。」ではなく、「○○を担当」など簡潔な表記が一般的
職務経歴書の中身の見直し
体裁のチェックが出来たら中身もチェックしてみましょう。
中身の見直しポイント
・ 経歴・実績・自己PRが具体性がない
→ 例:「○○会社に勤務し、営業を担当。」(具体的な業務内容や成果が不明)
→ 例:「業務改善に貢献しました。」(何をどう改善したのか分からない)
→ 例:「私は責任感が強い人間です。」(エピソードや根拠がないと伝わらない)
改善例:「法人営業として新規顧客開拓を担当。1年目で契約件数○件、売上○万円を達成し、社内表彰を受ける。」
・ 応募企業に合わせたカスタマイズがされていない
→ どの企業にも同じ職務経歴書を使い回し、「なぜこの会社なのか」が伝わらない
・ 嘘や誇張した内容を書く
→ 例:「年間売上10億円のプロジェクトを担当」(実際はチームの一員として関与)
実は私も採用部門のマネージャーを務めたことがありますが、嘘はバレます。
採用担当者はたくさんの(多い時は月に100件以上)の履歴書や職務経歴書を見ているので「この経歴でこの実績はおかしいな」と気づいてしまうんです。
正直に自分の実績をアピールしましょう。
転職エージェントの無料添削サービスを活用しよう!
職務経歴書が出来たら他の人に見てもらいましょう。
もしかしたらあなた自身が気づいていないあなたの良いところを知っているかもしれません。
他の人のアドバイスを取り入れて職務経歴書をさらにブラッシュアップさせましょう。
知っている人に見られるのが恥ずかしいという人は「転職エージェント」の活用もおすすめ!
あなたの職務経歴書を添削してくれますよ。
「転職エージェント」に職務経歴書を添削してもらうメリットは紹介求人向けに内容をアドバイスしてくれること。
転職のプロの意見を取り入れてさらに内容を充実させましょう。
転職活動を進めるにあたり、『本当に仕事を辞めるべきか?』『次のキャリアをどう選ぶか?』と悩むこともあるでしょう。
そんなときは、退職を決意する前にこちらの記事をチェックしてみてください。転職を成功させるための実践的なステップを紹介しています。
職務経歴書で転職成功率を上げよう
職務経歴書は、転職成功のカギを握る重要な書類です。
30代の転職では即戦力が求められるため、実績やスキルを具体的にアピールすることが大切です。
数値を使った定量的な成果に加え、チームへの貢献や業務改善の取り組みといった定性的な実績も効果的に伝えましょう。
また、転職回数が多い場合は「幅広い経験」や「適応力の高さ」を強調し、応募企業ごとにアピールポイントを調整することが成功のポイントです。
もし「どこを直せばいいのかわからない」と感じたら、転職エージェントの無料添削サービスを活用して客観的なアドバイスを受けるのもおすすめです。
しっかり準備をして、書類審査を突破しましょう!