
仕事を辞めてから転職活動をする人にとって、一番不安なのがお金ではないでしょうか。
しかも失業保険の手続きは意外と大変・・・
せっかくなら出来る限り多くの金額を受給したいですよね!


この記事でわかること
・ 失業保険受給中にやるべきこと
・ 失業保険受給中にやってはいけないこと
・ 受給日数を残して再就職した場合どうなるのか
僕、ひでまるは5回の転職を経験しています。
そのうちの1回は会社都合退職(倒産)だったので運よく(?)すぐに失業保険がもらえました。
失業保険、再就職手当共に受給経験のある、僕ひでまるが手続きの流れや注意点を解説します。
この記事を読むことで、新しい一歩を踏み出す後押しになりますよ。
失業保険の基本的な手続きについて知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
退職後すぐにやるべき!失業保険をスムーズに受給するための手続き【①基本編】
目次
失業保険受給中の基本ルール(失業保険受給中にやるべきこと)
受給中は求職活動が必要
失業保険を受給するためには、「就職する意思」と「積極的に求職活動をしている状態」であることが必要です。
例えば、「当分働く意思がない」「働きたいけど求職活動はしていない」という状態では受給できません。
ではどのようにして受給条件を満たせば良いのでしょうか。
確認していきましょう。
失業保険をもらうための具体的な条件
失業保険(基本手当)を受給するためには、4週間に1回、ハローワークに行って「失業認定を受ける」必要があります。
これは「ちゃんと就職活動をしているか」「働ける状態か」を確認するための面談のようなものです。
このとき、以下のような求職活動実績を最低2回分報告しなければなりません。
- 求人に応募した。
- ハローワークの職業相談、職業紹介等を受けた。
- 民間機関の職業相談、職業紹介等を受けた。
- 公的機関の職業相談等を受けた。
※インターネットなどでの求人情報の閲覧、単なる知人への紹介依頼だけでは、この求職活動の範囲には含まれないので注意しましょう。


大手の転職サイトを運営している事業者はちゃんと「許可・届出のある民間事業者」に該当しているので大丈夫!
不安な人は次のページで自分の使っているサービスがちゃんと「許可・届出のある民間事業者」に該当するのか調べてみましょう!
人材サービス総合サイト
(https://jinzai.hellowork.mhlw.go.jp/JinzaiWeb/GICB101010.do?screenId=GICB101010&action=initDisp)
引用:厚生労働省職業安定局
万が一、認定日に行けなかったり、活動実績が足りなかったりすると、その期間の手当が支給されないことも…。
忘れないようにカレンダーやスマホに登録しておきましょう!
失業保険受給中にやってはいけないこと
不正受給にならないための注意点
虚偽の申告などにより基本手当の支給を受けようとした場合には、不正受給としてそれ以後の支給がすべて停止され、厳しい処分が行われます。
不正受給が発覚した場合、
「受け取った金額の全額返還+最大2倍」
の返金命令が課されることがあります。
悪意がなかったとしても、「申告しなかった」「うっかり忘れていた」では済まされません。
少しでも迷ったら、必ず事前にハローワークに相談することが大切です。正しく手続きをして安心して転職活動を進めましょう。
不正受給の例
代表的な不正受給の例として次の項目がハローワークで挙げられています。
代表的な不正受給の例
・ 求職活動の実績がないにもかかわらず、失業認定申告書にその実績について虚偽の申告をする。
・ 就職や就労(パート、アルバイト、日雇、試用期間なども含みます。)をし、また、自営を開始した場合に、そのことを失業認定申告書で 申告しない。
・ 内職や手伝いをした事実や収入を隠したり、偽った申告をする。
より詳細な内容はハローワークで公開されています。
心配な人はチェックしてみましょう。
不正受給の典型例
(https://www.hellowork.mhlw.go.jp/insurance/insurance_dishonesty.html)
引用:ハローワークインターネットサービス
アルバイトをしていても失業保険は受給可能
失業保険の受給期間中にアルバイトをすることは可能です。
ただし、1週間の労働時間が20時間以上となると「就労」とみなされて失業保険の受給要件を満たさなくなるので注意しましょう。
また、受給開始前の待機期間中にアルバイトをした場合はその分待機期間が延長されてしまうので、早めに受給したい方は控えましょう。
再就職手当の活用(受給日数を残して再就職した場合)
早期再に就職した場合は再就職手当が支給される
失業保険をすべて受け取る前に再就職が決まると、「再就職手当」が支給されることがあります。
これは、所定給付日数の3分の1以上を残して安定した職に就いた場合などに手当が支給される制度です。
支給額は基本手当の60%~70%(支給残日数により変動)が一括でもらえます。
ハローワークの紹介だけでなく、自己応募や転職エージェント経由でも条件を満たせば対象になります。
2025年4月の制度変更点
① 就業促進定着手当の引き下げ
正社員など安定した雇用に再就職し、6か月以上勤務した場合には、「就業促進定着手当」を申請できるケースもあります。
これは、再就職先の給与が以前より低くなった人に対して、その差額を一定額補填する制度です。
しかし、2025年4月の制度改正により、この手当の上限額が引き下げられました。
以前より金銭的メリットが小さくなっているため、支給を前提にした再就職プランは要注意です。
② 就業手当の廃止
再就職手当の支給対象とならない短期雇用向けに用意されていた「就業手当」は2025年4月で廃止となりました。
これにより、アルバイトやパートなどでの再就職には手当がつかなくなっています。
転職先の雇用条件によって受け取れる手当が大きく変わるため、自分がどの制度の対象になるのかを早めに確認し、計画的に再就職を進めることが大切です。
手続きの際に気をつけるポイント
申請時の注意点
失業保険の申請には、「離職票」や「雇用保険被保険者証」などの書類が必要です。
不備があると手続きが遅れ、支給開始も後ろ倒しになります。
また、ハローワークでは初回に“働く意思”を示す必要があるため、求職申込の内容や職業相談も重要なステップです。
申請に必要な書類の詳細はこちらの記事に記載しています!
ぜひ参考にしてください。
退職後すぐにやるべき!失業保険をスムーズに受給するための手続き【①基本編】
その他の2025年4月以降の変更点
自己都合退職の場合、これまで2~3か月あった「給付制限期間」は、2025年4月から原則1か月に短縮されました。
ただし、ハローワークでの手続き遅れや書類不備があると、このメリットも活かせません。スムーズな手続きを心がけましょう。
まとめ:失業保険を上手に活用して転職を成功させよう!
いかがでしたでしょうか。
失業保険の受給開始後は、
- なるべく早く再就職して再就職手当の給付を受ける。
- アルバイトで手取りを増やしつつ失業保険を満額受け取ってから再就職する。
という選択肢があります。
早く転職すべきかは離職時の転職市場の動向にも左右されるので、その時の状 況によってベストな方法を選択することが良いのではないでしょうか。
失業保険の制度を活用して新しいステップを踏み出しましょう!